October 25, 2019

カベルゴリン(不妊治療)

カベルゴリンは日本でもサワイからカベルゴリン錠として販売されている医薬品です。 今日紹介するのは同じ成分を含んだサンファーマ社から販売されている製品になります。

カベルゴリンは脳内の神経伝達物質であるドパミン受容体に作用することで、過剰に分泌されるプロラクチンを抑える働きがあります。 プロラクチンは乳汁や排卵に大きく関係するホルモンで、乱れることによって不妊の原因にもなります。

主に不妊治療に用いられるほか、手足や身体全体のこわばりを解消するパーキンソン病の治療としても使われる有名な医薬品です。

カベルゴリン(不妊治療)
目次

カベルゴリンの特徴

カベルゴリン錠はもともとファイザー社が開発した海外誕生のドパミン作動薬になります。
0.25mg~1mgが展開されており、サンファーマ社のカベルゴリンは0.25mg、0.5mgが用意されておりますが、抱える疾患によっては用量をコントロールする必要があります。

そのため1mgの服用が必要な場合には0.5mgを2錠飲むなどで調整することが可能です。
日本ではサンファーマ社のカベルゴリンは承認されていないため入手する事が出来ません。

しかし海外の個人輸入代行サイトを使うことで、まったく同じ成分を配合したカベルゴリンを診察・通院などをせずに購入できる特徴があります。

カベルゴリンの効果・効能

カベルゴリンは脳のドパミン受容体に働きかけることで、排卵を調整するプロラクチンと言うホルモンの過剰分泌を抑えることができます。
これによってパーキンソン病の症状である全身のこわばりなどを解消することが可能です。

またプロラクチンホルモンは普段女性の体内で自動生成されるホルモンではありません。
分泌するときと言うのは出産後が主でプロラクチンが生成されることによって、母乳が出たりすぐに妊娠しないように排卵が止まったりします。

プロラクチンはドパミンによって抑えられます。
つまりカベルゴリンを服用することにより排卵を起こすことができるメカニズムとなります。

カベルゴリンの副作用

カベルゴリンには副作用があります。
これは主成分となるカベルゴリンが本来意図した目的以外で効果を発揮してしまうことで起こるものです。

成分が身体に効果を発揮している合図でもありますが、あまりに副作用が強く出ている場合や、日に日に副作用が強くなる場合には服用を辞めて1度産婦人科で診察してもらいましょう。

カベルゴリンの副作用は次のような症状が臨床試験で発表されています。

  • 吐き気や嘔吐
  • 頭痛やめまい、それに伴うふらつき
  • 便秘

また、ごくまれに重大な副作用も報告されています。
次のような副作用が出た場合には、重大な副作用を引き起こしている場合があるので、すぐに服用を辞めて医師の診察を受ける必要があります。

  • 実際にないものが見える、聞こえない音などが聞こえる(幻聴や幻覚)
  • 発熱、せき、呼吸困難など(間質性肺炎を引き起こしている可能性があります)
  • 高熱、意識もうろう、筋肉のこわばり(悪性症候群を引き起こしている可能性があります)
  • 胸の痛み、過剰なむくみ(胸膜炎、胸膜線維症、胸水、肺線維症などを引き起こしている可能性があります)
  • 動悸、息切れ(心臓弁膜症などを引き起こしている可能性があります)

カベルゴリンの注意点

カベルゴリンは高プロラクチン血性排卵障害など排卵が原因で不妊している女性が服用しますが、女性全員が服用できるわけではありません。
これは薬の飲み合わせによる体調不良や副作用の増幅、持病などを持っている方が悪化しないように配慮されているためです。

医師などに現在服用中の薬があるか否かを問われるのはこのためです。
そのためこれから紹介する方はカベルゴリンを服用してはいけません。

  • カベルゴリンによるアレルギー反応を起こしたことがある方
  • 産褥期高血圧症の方
  • 妊娠中毒症の方
  • 心臓弁膜の既往歴がある方
  • 心臓弁尖肥厚の方

カベルゴリンは上記の方は服用してはいけないと同時に、次に紹介する医薬品を現在服用している方は併用注意となっているため、医師に相談してから服用を開始するようにしましょう。

同時に服用が禁止されている併用禁忌薬はありませんが、注意すべきものが存在します。

  • 血圧降下剤
  • ドパミン拮抗剤
  • マクロライド系抗生物質

血圧降下剤に関してはカベルゴリンとの併用で、血圧を極端に下げてしまう場合があるため、注意が必要です。
ドパミン拮抗剤はカベルゴリン自体がドパミン作動薬なので、競合的に拮抗する場合があります。
マクロライド系抗生物質と一緒に服用してしまうと、副作用の項目で紹介したような副作用が強く出てしまう場合があります。

またカベルゴリンには眠気やぼーっとしてしまうことがあります。
自動車や危険のともなう重機作業などは服用後行わないようにしましょう。

カベルゴリンの値段・錠数

サンファーマ社から販売されているカベルゴリンは0.25mgと0.5mgあり、それぞれ金額が異なります。

0.25mgであれば8錠から購入することが可能で、2,250円となっています。
0.5mgも同様に8錠から購入可能で、3,150円になります。

それぞれ24錠までの購入が可能となりますが、多く購入するほど割引が適用されるので、多めに購入した方がお得かも知れません。

まとめ

カベルゴリンはドパミンに作用することで排卵に大きく関係するプロラクチンを抑えることができる医薬品です。

プロラクチンを抑えることができれば、高プロラクチン血性排卵障害など排卵障害を改善し不妊症を改善できるきっかけになります。
病院での処方も可能となっていますが、度重なる通院と不妊のストレスにより投げ出したくなる時もあるでしょう。

そんな時に通販サイトを使えば、料金も抑えることができますし、通院や診察と言ったわずらわしい手間も省けるのでおすすめです。
通販を利用してのカベルゴリン購入を一度視野に入れてみるのも良いでしょう。

排卵誘発剤などの医薬品に関して
不妊治療でも使われる「排卵誘発剤」。

コダカラン(排卵誘発剤)
ユニークな名前のコダカランは妊娠するために必要な排卵を促す効果のある排卵誘発剤です。

フェルトミッドは先発薬であるクロミッドのジェネリック医薬品になります。 製薬メーカーでも知名度の高いシプラ社が製造から販売までを手掛ける排卵誘発剤となります。

クロメン(排卵誘発剤)
クロメンは妊娠をサポートする排卵誘発剤の1つです。排卵障害などで自然な妊娠が出来ない方の治療に排卵誘発剤は使用され、受精が可能な良質な卵子を育て排卵を促します。

プロベラ(女性ホルモン剤)
プロベラは、ファイザー製薬が開発販売している女性ホルモン剤です。

マレフェMTFは、インドに拠点を置くウエストコースト社が開発販売している女性ホルモン剤です。

カベルゴリン(不妊治療)
カベルゴリンは日本でもサワイからカベルゴリン錠として販売されている医薬品です。 今日紹介するのは同じ成分を含んだサンファーマ社から販売されている製品になります。

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