October 25, 2019

エチニラ(更年期障害)

エチニラは、エチニルエストラジオールを有効成分とするジェネリックの女性ホルモン剤です。

閉経に向かってゆく年代の女性の体内では女性ホルモンが減少することでホルモンバランスが崩れ、さまざまな不調となって体に現れてきます。 主に更年期障害による自律神経の失調、月経異常、精神神経異常などです。 エチニラは、こうした症状を女性ホルモンを補充することで改善に導きます。

更年期障害なんてまだまだ先よとお思いの方にも知っておいていただきたい「エチニラ」のあれこれについて、詳しく触れてみたいと思います。

エチニラ(更年期障害)
目次

エチニラの特徴

エチニラの錠剤は小粒で白色が特徴です。

製造販売するロイドラボラトリーズ社は、フィリピンに拠点を置く製薬会社です。
日本ではなじみの薄い製薬会社ではありますが、医薬品における監督がしっかりしていることで有名なアメリカFDA(食品医薬品局)やWHO(世界保健機関)の承認も受けており、そのうえでジェネリック薬をはじめ、幅広い医薬品の特許を受けている会社です。
現在は、アメリカをはじめとする世界6カ国に工場を構えています。

エチニラをはじめ、日本で有名な医薬品では、「オルリファスト(脂肪阻害薬)」や、「フィナロイド(AGA治療薬)」なども開発、製造しています。

エチニラの有効成分「エチニルエストラジオール」は、「エストロゲン受容体作動薬」に分類される成分のひとつです。

エチニラの効果・効能

女性ホルモンは一般的に、30歳がピークとなり、その後は徐々に減少します。
そして加齢による卵巣機能の低下や閉経と共に激減、ホルモンバランスが崩れることで更年期障害となり、体に様々な不調をきたします。

女性における更年期障害は、40代から50代で起こることが一般的ですが、女性の社会進出が顕著な現代では、30代で迎えることも少なくありません。

エチニラの有効成分エチニルエストラジオールは、「エストロゲン受容体作動薬」に分類されます。
エストロゲン受容体は、卵巣から分泌される卵胞ホルモン(エストロゲン)に作用する受容体で、全身の細胞中に存在しています。

成長期になると卵巣からのエストロゲンの分泌が盛んになり、分泌されたエストロゲンが受容体に作用することで女性らしい体になりますが、加齢とともに卵巣の機能が落ちたり、閉経を迎えたりするとエストロゲンの分泌も減少していくため、受容体がエストロゲンをキャッチできなくなり体調不良となって現れます。

エチニルエストラジオールは、そんな時期に激減するエストロゲンの代わりとなって、エストロゲン受容体に作用します。

エチニラは、女性ホルモンの代わりに受容体に作用し、更年期障害による体の不調を改善させてくれるお薬です。
また、男性においては前立腺がんの治療に用いられることもあります。

エチニラの副作用

主な副作用は以下が挙げられています。

  • 悪心、嘔吐、下痢、食欲不振、胃痛
  • 頭痛、めまい
  • 発疹、黄疸、肝機能異常
  • 血圧上昇
  • 不正出血
  • 乳房痛、乳房緊張感
  • 下腹部痛
  • けん怠感
  • 陰萎、精神障害の再発
  • 大量継続投与により高カルシウム血症
  • ナトリウムや体液の貯留
  • 経血量変化

重篤な副作用としては以下が挙げられています。

  • 血栓症
  • 心不全や狭心症

エチニラの注意点

併用禁止薬としては以下が挙げられています。

  • オムビタスビル水和物
  • パリタプレビル水和物
  • リトナビル配合剤

併用注意薬としては以下が挙げられています。

  • 副腎皮質ホルモン、三環系抗うつ剤、セレギリン塩酸塩
  • テトラサイクリン系抗生物質、ペニシリン系抗生物質
  • 血糖降下剤
  • HIVプロテアーゼ阻害薬、非ヌクレオシド逆転写酵素阻害薬
  • セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品

投与できない患者としては以下が挙げられています。

  • エストロゲン依存性悪性腫瘍
  • 未治療の子宮内膜増殖症のある患者
  • 血栓性静脈炎

また、投与に注意すべき患者としては以下が挙げられています

  • 肝障害のある患者
  • 子宮筋腫のある患者
  • 子宮内膜症のある患者
  • 心疾患、腎疾患又はその既往歴がある患者
  • てんかん患者
  • 糖尿病患者

エチニラの値段・錠数

エチニラは有効成分エチニルエストラジオールの有効成分が0.05mg配合されているものがあります。
112錠単位で、1箱4,000円(35.7円/粒)程度です。

まとめ

女性における更年期障害は、40代から50代で起こることが一般的ですが、女性の社会進出が顕著な現代では、30代で迎えることも少なくありません。
この世代は、働く女性は社会的責任が増してくる年代です。

また、家庭の主婦であっても、子どもの成長や独立、夫の定年、親の加齢による病気やその介護、死別などの変化を多く経験する世代でもあります。
高学歴で社会経験が豊富だったとしても、仕事を辞めざるをえなかったり、子育てが終了したりすることで、生きがいを喪失してしまいがちになります。

これらが更年期障害の引き金となることは少なくありません。
こうしたストレスをうまくコントロールし、体の中で起こっているホルモンバランスの乱れをカバーすることが、更年期障害を重症化させないポイントです。

エチニラを上手に使って、乗り切っていきましょう。

排卵誘発剤などの医薬品に関して
不妊治療でも使われる「排卵誘発剤」。

コダカラン(排卵誘発剤)
ユニークな名前のコダカランは妊娠するために必要な排卵を促す効果のある排卵誘発剤です。

フェルトミッドは先発薬であるクロミッドのジェネリック医薬品になります。 製薬メーカーでも知名度の高いシプラ社が製造から販売までを手掛ける排卵誘発剤となります。

クロメン(排卵誘発剤)
クロメンは妊娠をサポートする排卵誘発剤の1つです。排卵障害などで自然な妊娠が出来ない方の治療に排卵誘発剤は使用され、受精が可能な良質な卵子を育て排卵を促します。

プロベラ(女性ホルモン剤)
プロベラは、ファイザー製薬が開発販売している女性ホルモン剤です。

マレフェMTFは、インドに拠点を置くウエストコースト社が開発販売している女性ホルモン剤です。

カベルゴリン(不妊治療)
カベルゴリンは日本でもサワイからカベルゴリン錠として販売されている医薬品です。 今日紹介するのは同じ成分を含んだサンファーマ社から販売されている製品になります。

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