October 25, 2019

更年期障害に関して

更年期障害とは加齢によりホルモンのバランスが乱れ、心身に不調が現れる症状のことを言います。
更年期とは女性では閉経の前後5年、男性では男性ホルモンのテストステロンが低下する45~55歳を指します。

女性も男性にも現れる症状ですが、特に女性の方に現れやすい特徴があります。
更年期障害になると、顔のほてりやのぼせ、発汗、動悸・息切れ、末端の冷え、うつ症状、不安感などの症状が現れるようになります。年齢を重ねると誰でも現れる症状ですが、個人差があるためあまり症状が現れない場合もあれば、生活が困難になるほど辛い症状になる場合もあります。

前もって更年期障害がどんなものか分かっていれば、必要以上に慌てることなく対処することができるので、過ごしやすい老いを迎えるためにも、知識として更年期障害について覚えておきましょう。

更年期障害に関して
目次

更年期障害とは

更年期障害は女性と男性どちらにも見られる症状ですが、主に女性に多く見られる症状です。

女性の更年期は40代半ばから50代後半を指し、この時期は女性特有の卵巣機能が終わりを迎える時期「閉経」の前後の期間になります。閉経を迎えると卵巣から多く分泌されていた、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)と呼ばれる2種類の女性ホルモンの分泌が減少します。

特にエストロゲンは女性になるホルモンと呼ばれ、女性の心と体に大きく影響を与えます。プロゲステロンは妊娠の維持や基礎体温の上昇などの働きがあります。妊娠に適した20~30代をピークに減少していきます。

女性ホルモンの主な働きは

  • 女性らしい体
  • 肌のツヤや髪の質を整える
  • 脳の働きを活性化させる
  • 骨の形成や血管の収縮を抑える
  • 脂質の代謝
  • 自律神経の安定
  • 子宮内膜を成長させ、受精卵の着床を補助する

加齢により女性ホルモンの分泌が減少することでこれらの働きが弱くなります。

更年期障害には個人差があり、影響がほとんど見られない人もいれば、日常生活に支障をきたすほどの症状が現れる方もいます。
特に普段からストレスや疲れが蓄積されているような方には、強く症状が現れる場合が多いとされます。

更年期前の年齢が若くても、無理なダイエットや不摂生を続けるとホルモンバランスが崩れ、同じような症状が現れることもあり「プレ更年期障害」が現れる場合があります。

更年期障害の症状

更年期になると主に、以下の症状として心と体に現れるようになります。

  • イライラ
  • 顔のほてり・のぼせ・発汗
  • 肩こり・疲れ
  • 不眠
  • 動悸・息切れ
  • 血圧の変動
  • 末端の冷え
  • うつ・不安

自律神経が不安定になることで、緊張が続くようになり血管が収縮してしまいます。血管の収縮は血圧を上昇や血行を悪化させます。
のぼせや顔のほてり、発汗などは更年期障害に良くみられ「ホットフラッシュ」と呼ばれています。

血行が悪化することで肩こりや、体の末端まで血液が届かなくなる冷えの原因ともなります。

精神的な症状として、これまで精神的な安定を測る自律神経の機能である交感神経と副交感神経のバランスが取れなくなることで、交感神経の緊張感が続くようになり、うつ症状や不安感が現れる場合もあります。

不安や緊張が続くと不眠の原因ともなり、さらに心身に負担がかかり、疲れやストレスが溜まりやすい状態になります。

更年期障害では常にイライラして怒りっぽくなったり、落ち着きがなく集中力が低下し、やる気が起きなくこともあります。
その他、めまいや頭痛、腹痛の症状として現れる事もあります。

更年期障害の症状の主なものを上げましたが、とても個人差の多い症状であることが知られており、症状でも400種類あると言われてます。

更年期障害の原因

更年期障害の原因は女性ホルモンの減少によるものです。
これまで卵巣から分泌される女性ホルモンが保っていた体と心のバランスが、閉経や閉経に向かう年齢になると乱れてくるようになります。

女性ホルモンは脳の視床下部という部分でコントロールされており、視床下部からの命令で卵巣から女性ホルモンが分泌されていますが、更年期ではまだ脳が卵巣が活動していると捉え、不足している女性ホルモンを出すように視床下部がさらに指令を出すことでホルモンバランスが崩れ、自律神経が失調するのが原因とされています。

さらに年を取ると現れてくる症状である、脳の働きが鈍くなる、血管の収縮や骨が弱くなる、自律神経が不安定になる、肌や髪のツヤが保てなくなるなどは女性ホルモンの低下によるものです。

さらに更年期障害では、子供の独立や仕事の退社、転職など環境の変化も関わりがあります。更年期になると 一緒に暮らしていた子供が独立し、家を出てしまうことでの喪失感や、仕事を辞めたり転職することでの環境の変化への不安や緊張などは更年期障害の症状の引き金になる場合もあります。

更年期障害の治療

更年期障害は体と心のバランスが崩れることで起こる症状です。その原因となる女性ホルモンの低下を補う方法があります。
それがホルモン補充療法(HRT)です。
経口薬や塗り薬、張り薬などで、合成や天然由来のエストロゲン剤を投与し、体内の女性ホルモンの量を増加させます。

更年期障害によりうつ症状や不安感が強くなるなどの精神的な疾患が現れホルモン補充療法だけでは改善できない場合には、抗うつ剤や抗不安薬を使用して、症状を緩和させます。

薬の副作用が強く体に負担がかかる場合は、漢方薬や針治療、マッサージなどで体と心の不調を整えることも1つの方法です。血行の悪化などによる更年期の症状が幅広い場合でもカバーすることが可能です。

更年期障害に適した医薬品

更年期障害の改善に適した医薬品にはホルモン補充を目的とした女性ホルモン剤と、自律神経の乱れを改善する自律神経調整剤があります。

プレモン

プレモンはインドのウエストコースト社が開発した女性ホルモン剤です。先発薬のプレマリンのジェネリック薬です。
成分はプレマリンと同じ結合型エストロゲンです。

欠乏した女性ホルモンであるエストロゲンとエストラジオールと同じ働きをし、更年期障害の症状を改善する働きがあります。
その他、月経困難症や月経前症候群、卵巣機能障害、膣炎、機能性子宮出血にも効果が期待できます。使用を続けることで、骨粗しょう症の防止にも繋がります。
プレモンは赤紫色の楕円形の錠剤の経口薬です。

プレマリン

プレマリンはアメリカのファイザー社が開発した女性ホルモン剤です。
成分は結合型エストロゲンと呼ばれる、女性ホルモンと同じ働きをします。

欠乏した女性ホルモンを補うことで、ホルモンバランスを整え、自律神経の失調などの更年期障害の症状を改善する働きがあります。

その他、月経困難症や月経前症候群、卵巣機能障害、膣炎にも効果が期待できます。使用を続けることで、骨粗しょう症の防止にも繋がります。
プレマリンは白い円形の錠剤の経口薬です。

エチニラ

エチニラはフィリピンのロイドラボラトリーズ社が開発している女性ホルモン剤です。
プロセキソールのジェネリック薬です。

成分のエチニルエストラジオールは合成の女性ホルモン剤で、血中の男性ホルモン(テストステロン)の濃度を低下させ、女性ホルモンを補い、ホルモンバランスを整ええる効果から、更年期障害の改善や、前立腺がん、閉経後の乳がんの治療に使用されます。
エチニラは白い丸型の錠剤です。

エストロモン

エストロモンはStandard Chem & Pharma社が開発した女性ホルモン剤です。先発薬のプレマリンのジェネリック薬です。

成分はプレマリンと同じ結合型エストロゲンです。女性ホルモンと同じ働きをします。
欠乏した女性ホルモンであるエストロゲンとエストラジオールと同じ働きをし、ホルモンバランスを整え、自律神経の失調などの更年期障害の症状を改善する働きがあります。

その他、月経困難症や月経前症候群、卵巣機能障害、膣炎にも効果が期待できます。使用を続けることで、骨粗しょう症の防止にも繋がります。
エストロモンは薄いピンク色の円形の錠剤の経口薬です。

まとめ

更年期障害は年齢や環境の変化に伴い現れる症状です。
女性ホルモンのバランスが崩れることで心身に不調が現れるため、女性ホルモン剤を使用して改善することができます。

病院でも処方されますが、海外の医薬品を扱う通販サイトでも購入が出来るため、通院しなくても症状を改善することができます。

女性特有の症状として、誰にでも起こる症状だと我慢せずに、辛い症状は治療で改善しましょう。

排卵誘発剤などの医薬品に関して
不妊治療でも使われる「排卵誘発剤」。

コダカラン(排卵誘発剤)
ユニークな名前のコダカランは妊娠するために必要な排卵を促す効果のある排卵誘発剤です。

フェルトミッドは先発薬であるクロミッドのジェネリック医薬品になります。 製薬メーカーでも知名度の高いシプラ社が製造から販売までを手掛ける排卵誘発剤となります。

クロメン(排卵誘発剤)
クロメンは妊娠をサポートする排卵誘発剤の1つです。排卵障害などで自然な妊娠が出来ない方の治療に排卵誘発剤は使用され、受精が可能な良質な卵子を育て排卵を促します。

プロベラ(女性ホルモン剤)
プロベラは、ファイザー製薬が開発販売している女性ホルモン剤です。

マレフェMTFは、インドに拠点を置くウエストコースト社が開発販売している女性ホルモン剤です。

カベルゴリン(不妊治療)
カベルゴリンは日本でもサワイからカベルゴリン錠として販売されている医薬品です。 今日紹介するのは同じ成分を含んだサンファーマ社から販売されている製品になります。

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